世界童話 ピーターパン
スコットランド生まれのイギリスの劇作家、ジェームス・マシュー・バリーによって書かれた「ピーターパン」。
彼が魔法の冒険を繰り広げる幼い少年について執筆した小説の中の「小さな白い鳥」という挿入話の中でピーターパンは誕生します。その後、劇として初演された「ピーターパン」はヒットし、出版社が「小さな白い鳥」からピーターパンの登場する部分を抜粋し、出版したのが始まりです。
あらすじ
ロンドンに住宅街に住む「ウェンディ」。ある日、彼女は海賊に襲われ「ピーターパン」に助けられるという夢を見ました。不思議なことに弟のジョンとマイケルも同じ夢を見ていました。ピーターパンの存在を信じる彼女のもとに年を取らない、永遠の子供ピーターパンが現れ、妖精のディンカーベルの光の粉で空が飛べるようになり、不思議な島「ネバーランド」へ旅立ちます。
ネバーランドでは、多くの子供たちがおり、歓迎されます。一方、ピーターパンの宿敵「フック船長」と海賊に襲われ、ピーターパン共に戦い、ロンドンへ無事に帰るというストーリーです。
作品
ピーターパンは数多くの映画が作られ、ミュージカルも上演されてます。中でもウォールトディズニーのアニメ映画は、素直に楽しめるものでストーリーもわかりやすい作品です。
日本ではアニメの「ハウス世界名作劇場」で「ピーターパンの冒険」と題して放映されてます。
また、「ピーターパン症候群」という言葉も生まれました。